2015年12月15日火曜日

今年もあとわずか

モーリス、エイシンヒカリ、おめでとう!
ヌーヴォちゃんもさりげにすごい!
今年は競馬界的にも暗い・残念な話題の多い年だったような気もしますが、最後の月に明るいニュースがあってほんとによかった。えらいぞ。
ちなみに私はマイルCでモーリスを、毎日王冠でエイシンヒカリを切ってました……
見る目なさすぎ……

ともかくおうちに帰ってくるまでが遠征なので、勝った馬も残念だった馬も、無事に帰ってきてほしいですね。

 ▲教訓

描き終わったあと気付いたんだけど、フォースを信じろ的な台詞言うのたぶんダースベイダーじゃないよな。
実はスターウォーズはおやゆびverしか見たことないです……タイタニックも……逆になんでおやゆび版は見てるんだよ……

そんなわけで(どんなわけよ)2015年の総決算・サラブレ1月号の世相馬券の記事に、挿絵を寄稿させて頂いております。
ますざぶの4コマも微妙に時事ネタだったりします。良かったら見てみてね。

どうでもいいことなんですが、『女性向け競馬同人誌あるある』に「メジロマックイーン×サンデーサイレンス派と、サンデーサイレンス×メジロマックイーン派で主張が分かれる」的なネタを送ろうかなと思って送り忘れていたら、思いっきり同じネタ考えてる方がいらして笑いました。
私はマクサン派かな

2015年11月4日水曜日

当たり馬券はまだ買える

JBC3競争を見に大井に行ってきました。
サラブレ賞も同日開催で縁のようなものを感じた。

JBCは、地方開催ならやっぱり一頭くらい地方の馬が絡んでくれたらいいなぁと思って、タガノジンガロ、ユーロビート、サミットストーンなどを買ったのですが、見事にJRAの馬で決まりでしたね。タガノ贔屓の私としては、ジンガロくんはもう購入不可避だし、連対もかなりあり得ると思ってうきうき馬券を買ったんでした。最後のカーブまでは絶好の位置取りだったので、直線でずるずる後退していくのを見たとき、バテちゃったのかな、力不足だったのかなと少し残念に思ったのですが、今思えば失礼な話でした。心不全のおかしな感じが出てなかったら、きっとあそこから伸びていたに違いないし、掲示版に載ってたと思うし、あんなもんじゃなかったよな。

園田の馬が大井で、というと、オオエライジンをどうしても思い出してしまうし、メルボルンカップの同日に「レース後に倒れて心不全で」と聞くと、アドマイヤラクティを思い出さずにはいられません。
地域だの国だのの代表を背負って遠征することの過酷さを、改めて感じた一日でした。
勝つに越したことはないんだけれども、無事にレースを終えて厩舎に帰ること、それがなにより一番大事やね……。
ジンガロくんを撮りにパドックにはりついていたところ、丁度目の前に居たのが園田の応援隊の方々でした。張り切って応援されていただけに、関係者の皆様の落胆を思うと、いたたまれません。悲しいよ……

TCKののぼりに「当たり馬券はまだ買える」ってキャッチフレーズみたいなものが書かれていたのですが、ほんとにその通りで、当たり馬券なんていうものはいつでも、どこからでも、買おうと思えば買えるものなんですよね。でももう走ることのない馬の馬券は、二度と買えない。
儲けたいとか当てたいとかそういう欲のためだけに競馬を見たり馬券を買ったりするのではなく、一レース一レースを大事に観戦し、自分が応援した馬のことを記録に残せるような馬券の買い方をしたいと、しみじみ思いました。






ジンガロ君お疲れさまでした。安らかに。

2015年10月20日火曜日

一口始めました&馬映画レビュー

写真とかマメに撮らないとなかなか更新しないな……絵を描けばよいのか、そうかそうか
前々から気になってはいたのですが、踏ん切りのつかずにいた一口馬主を始めてみました。
サラブレでシルクの今年募集の子にバリの全妹がいると知って、ついに重い尻を上げたのであった。
ということでスーパーバレリーナの14ちゃんとキューティゴールドの14ちゃん(人からオススメ頂いた血統馬)、二頭一口ずつという超零細イナ通厩舎ですがよろしくお願いいたします。無事にデビューしてくれますように……!
(※キューティーゴールドになってたので修正しました……愛馬の母名間違えて覚えてるとか馬主失格やで……)


それから、最近ちょこちょこ馬関係の映画を探して見てるので、忘却録つけとこうと思います(ネタバレ注意)

シービスケット

(あまぞぬ)
外人を見分けるのが苦手なせいで開始30分くらい混乱しまくった……馬好き的には森の中を駆け抜けるシーンの美しさ、あとサインというか蹄拓?を押しまくりファンにばら蒔いてるシーンが印象に残ってる。元暴れ馬なのにサインには素直に応じるんやな……
でも何より印象に残ってるのが主人公が死んだ息子を抱いて揺り椅子に座ってるシーンで、引きで撮っているんだけど、項垂れて子どもを抱き締める主人公と、力なくだらんと垂れ下がった子どもの手で、ああ死んじゃったんだなと分かるのが切なかった


セクレタリアト

シービスケットと一緒に借りて見たので正直ちょっとごっちゃになってる。こちらは確かにディズニーっぽいというか、女主人公の勇気と挑戦的なストーリー展開がメインで馬目当てで見るとちょっと物足りないかもしれない。シービスケットもそうなんだけど、当時の衣装とか建物とかの再現が興味深い


馬々と人間たち

この邦題はどうよ……しかし人間より先に馬が来てる一点のみ評価できる。雄大な自然の中を生きる馬と人の織りなすドキュメンタリー映画かと思いきや、田舎の村の身も蓋もねーゴシップ詰め合わせみたいな感じでほぼコメディと言ってもいい。しょーもない欲望に振り回される人間と巻き込まれて迷惑そうな(でも耐えるしかない)馬たち……全編通して人間は滑稽で、馬の方が思慮深そうに撮られている。あっけなく死ぬ村人(申し訳ないけど死ぬシーンで笑ってしまった)とそのたびに未亡人が増え、一人の独身男性を巡るバトルが熾烈になっていく展開がじわじわおかしい。ただ若干下品なシーンもあるから注意
それとアイスランドの馬の変わった走り方にびっくりする。普通に走った方が速そうだけど、走れないのかな? ショッキングなシーンもいくつかあるが、テロップで「この映画の撮影で傷ついた馬は一頭もいません!」って注意書きもしっかり、馬好きが安心して見れる仕様


ニーチェの馬

正直あんまり馬映画ではない。荒野に二人きりで暮らしている父娘が馬を飼い芋を食いながら淡々と生活する様を描いた暗い映画。普通の映像作品なら絶対カットするような、馬具を外して荷降ろしをするだとか、じゃがいもを煮るだとかそういうシーンも省かずにお見せしてくれる。冒頭15分くらいで(あっ、この映画、劇的なことは一切起きないやつだな)と悟り実際その通りになる。しかも2時間半。眠い時に見たら確実に寝る。
劇的な恐ろしいことは一つもないんだけど、じわじわ、一つ一つ出来ることがなくなっていく終焉の世界の重苦しさが、見終わった後も胸の内に垂れ込め続ける感じの鬱映画。繰り返し流れる単調な(一種類しかない)サントラもやたら耳に残り、一緒に見た母はその晩、なにかに追われ逃げ続ける悪夢を見たそう。わかる……
長すぎる上に大したことは何も起きないがイヤな感じが残るという稀有な映画なので、一度は見ておいて損はないと思う

2015年9月13日日曜日

サラブレとの出会い



サラブレ10月号、20周年記念号が発売中です。
さっそく買ってちょっとずつ読んでるところ。ますざぶも増ページですよ!
 でも↑に貼ったのは優駿に載ったやつ

私が競馬を見始めたのは3年前、キズナのダービーで初めて競馬場に行きました。
日曜の競馬中継を珍名馬目当てに見ていた母が競馬の面白さに開眼し、一度生で見てみたいというのに付き添って行き、私の方が派手にハマって今に至る感じです。
母が競馬の面白さを語る際に出したレースが2012年のJCで、「オルフェなんとかとかいうチャラチャラした牡馬を、気の強い牝馬ジェンティルドンナちゃんが吹っ飛ばして優勝したレース」という母によるバイアスのかかった内容で説明を受けた私は、以来なんかこう戦隊モノの悪の秘密結社に属するちょっと露出多めの女性幹部的なイメージでドンナちゃんを応援していたのでした。
ということで彼女の引退が寂しくて、ドンナちゃんが表紙の競馬雑誌をいろいろ買い漁っているときに手に取ったのがサラブレでした。そろそろ本とか読んで血統やレース傾向なんかの基礎知識を頭に入れたいと思ってたところで、ビギナーでも読みやすげな雰囲気だしこれにすっぺやと継続購入始めたのが今年の初めのこと。なんで競馬歴に加えサラブレ歴もとても浅いです。

まったく予備知識なくサラブレを読んで、第一印象が「投稿コーナーにすごいファミ通感を覚える雑誌だな」だったんですけど、後でファミ通の増刊から始まった雑誌と知って納得しました。しかしゲームをまったくやらないのでファミ通読んでた訳でもないんだ……でもああいう大喜利投稿コーナーすごい好き……
美術系の大学に入ったものの絵があんまり上手くないことがコンプレックスで、入学当初やりたかったはずの漫画を殆ど完成させることもなく卒業してしまい、漫画を描くことをなんとなく避けていたのですが、4コマなら描けるかもと思って投稿を始めてみたらネタを考えるのがまぁ楽しくて、競馬とサラブレに出会えたおかげで漫画に対して前向きになりつつあるこの頃です。あれ、なんかいい話じゃない?

ところでイナリツウというこのペンネーム、生まれ年の年度代表馬がイナリワンだったのでそれにちなんで人から付けて頂いたのですが、集保さんの寄稿がちょっと胸に刺さったので、同じ年に生まれた同期の馬名をもじったペンネームに変えるべきなのか悩むところです。
チェリーコウマンがもじって欲しそうにこちらを見ている……


2015年9月7日月曜日

フォスターホースと過ごしてきた

もうまるっと一週間経ってしまっているのですが、
8月30日、引退馬協会さんのフォスターホースと過ごす日に参加してきました。

忘れないうちに写真を上げようと思ってカメラから移してPCで見てみたら、
ピントぼけぼけの写真ばっかりで上げられるもんがなかった……
久々にオートフォーカス使わないで撮ったらこのザマだよ


↑ハフリンガーのドスくんに乗せてもらいました。
(もう一頭、ハリマブライトさんも体験乗馬担当で頑張ってらっしゃったのですが、お尻の写真しかなかった……)
めっちゃ虫に刺されていてカユカユなご様子だった。夏場は大変


↑奥の子はヒシプレンティさんなんだけど手前の子がわからない……
この後、二頭の顔が激突し、軽い喧嘩が勃発するハプニングが


↑たぶんリュシータさんじゃないかな。キリリとしたお顔


↑ギニョールさん。佐藤ラギのギニョルを思いだしてしまった……騸馬……
フォトジェニックで、なぜかこの子の写真だけは複数枚鮮明に撮れてる

イグレット乗馬クラブにはお馬以外にも愉快な仲間たちが。
お馬目当てで行ったのですが、思いがけずいろんな動物とふれあえて癒しのひとときでした。
特にお犬様がたくさんいらっしゃったのですがあんまり写真が残っていない。
猫はずっと寝ててガン無視されました。

BBQ前




BBQ後
食べてる人の前ですごい良い姿勢で座って待つ
プレッシャーはんぱない


↑軍鶏のシャモミちゃん。
お馬のおやつに持っていったリンゴを横取りしまくった(鶏だけに)

競馬ファン以外の馬好きの方とお話したのって始めてで、ちょっと新鮮でした。
刺激的な一日であった。
しかし、ぬかるみで脚を取られそうになるほどの高齢馬を慎重に運動させたり、疝痛を起こした馬の対応であちこち連絡を取ったりと、クラブの方々が一日中せわしなく働き回っている姿を見るにつけ、馬という生き物を養うことの大変さをしみじみ実感しました。
出来ることから、出来る範囲で、長く活動を支援していきたいと改めて思った次第です。

それから30日といえば、ウインバリアシオンのお披露目会があったんですよね。
こっちも行きたかった……
競馬歴の浅い私が初めて京都に遠征までして応援に行った馬がバリでした。
どうか幸せな第二の馬生を送ってほしいです。

ついでにバリ写真の中で最もよく撮れてる今年の日経賞のも上げときます。

↑パドックにて

↑ほんとパドックでは穏やかな馬だったよなぁ

↑花道にて 竹邑厩務員がすげー嬉しそうにしてたのが印象的だった
金鯱賞、有馬と落胆してた私もめっちゃ嬉しかったんだぜ


と、いうことで、ターフを去りし馬々に想いを馳せた八月の終わりでした。

2015年8月19日水曜日

ブログはじめました

連絡などを書きつける場の一つも欲しくなったので、ブログを始めてみました。
ちょっとしたラクガキや、競馬場で撮った写真なんかも、ちょこちょこ載せていけたらなと思います。

ということでテスト投稿も兼ねてイラストを。

サラブレに送るつもりで描いたけど、次号に載るとしたらだいぶ季節違いになることに気が付いてボツにしたやつ。雲が嘘っぽいやね。

弊社盆すらお休みがないのですが、この月・火と有給取って夏休みを捻出することに成功しました。月曜に乗馬クラブの体験乗馬を予約しウキウキしていたところ、結構な雨で中止に。ブログ始めに乗馬の話題でセレブリティ感を演出するつもりだったのに……

ヤケクソになり川崎のナイターに行ってきました。それはそれで楽しかった。
ばん馬とのふれあい体験もやっていましたよ。

↑ミルキーさん
にんじん以外には興味のないご様子でした。


↑バンチャンガンバレさん
食べるのがとにかく下手で辺りがにんじんカスだらけに。
ミルキーが上手いだけなのか……

生憎のお天気でしたが暑さは幾分かマシだったので、ばん馬の二方には良かったのかも。
スタッフのみなさんが熱心にばんえい競馬のアピール活動をされていて、グっとくるものがありました。生で見たいものだなぁ。

普通のデジカメしか持っていかなかったので、パドックやレースの写真は撮れず。
ゴールデンルーキー賞は、このところサメの目撃情報も相次いでいるということで、シャークカイザーとネコザメのサメサメ馬券9-13を買ってみたのですが当たらず、よくよく見たらマークミスってて8-13で余計に当たっていなかった。
大して買った訳ではないのですが、それにしてもワイド一点しか当たらない一日であった……。